水産無脊椎動物研究グループのメンバー
教員
若林 香織 (准教授)
メールアドレス kaoriw (アットマーク) hiroshima-u.ac.jp
海産無脊椎動物の生活史特性とその進化様式の解明、およびその特性を生かした種苗生産技術の開発に取り組んでいます。現在は,イセエビ・セミエビ類を対象に,繁殖生態に関する基礎研究と増養殖技術開発に関する応用研究を推進しています。
出身地:石川県鳳珠郡能登町
好きな水生動物:ヒラモミジガイ(ヒトデ類), オオバウチワエビ(セミエビ類), クリイロカメガイ(有殻翼足類)など
趣味:旅行
インタビュー:教授に聞く プレスネット
学生
蕭 易宏 (博士1年)
出身地:基隆、台湾
好きな水生動物:オオバウチワエビ、ニシキエビ
趣味:料理、筋トレ、ラグビー、映画鑑賞
研究課題:オオバウチワエビ幼生の変態に関する生理学的研究
アハマド サフアン ビン サレフディン (博士1年)
出身地:パハン、マレーシア
好きな水生動物:レッドクロ―、オオバウチワエビ
趣味:映画鑑賞、観光、料理
研究課題:オオバウチワエビフィロゾーマ幼生のクラゲ由来化合物に対する化学感覚
角田 正義 (修士1年)
出身地:東京都
好きな水生動物:ハコフグ、メンダコ
趣味:サウナ、映画鑑賞、キャンプ
研究課題:オオバウチワエビ (Ibacus novemdentatus) 稚エビ期における成長至適水温の検討
藤田 幸士 (修士1年)
出身地:広島県
好きな水生動物:ホオジロザメ、タスマニアオオガニ、モンハナシャコ、トラフシャコ
趣味:ゲーム、映画鑑賞
研究課題:シャコ類における分類群特有の幼生形態形質の探索
宮地 亮佑 (修士1年)
出身地:静岡県
好きな水生動物:タルマワシ、ウミウシ、ダイオウグソクムシ
趣味:ゲーム、読書
研究課題:タルマワシ科において宿主は種分化の要因に成り得るか?
ムスト アフィア スルタナ (修士1年)
出身地:バングラデシュ
好きな水生動物:オオバウチワエビ、ヒルシャ(Tenualosa ilisha)、オニテナガエビ
趣味:読書、作文、旅行
研究課題:オオバウチワエビ(Ibacus novemdentatus)の胚発生
芦田 耀太 (4年)
出身地:兵庫県
好きな水生動物:サンマ、ウツボ
趣味:バイク、ゲーム
研究課題:ウチワエビ成体の食性調査
白井 心大 (4年)
出身地:岡山県
好きな水生動物:ウロコフネタマガイ、ハオリムシ
趣味:乗馬、旅行、釣り
研究課題:アンフィオニデス(コエビ下目:タラバエビ科)の発生段階の再考
池田 卓(3年)
出身地:愛知県
好きな水生動物:タツノオトシゴ、ハンマーヘッドシャーク
趣味:ゲーム、映画鑑賞
研究課題:準備中
首藤 純一郎 (3年)
出身地:愛媛県
好きな水生動物:クロマグロ、ラッコ
趣味:ゲーム、読書
研究課題:準備中
OB・OG
これまでの研究課題(大学院生)
2023年度 修士 幼生・環境・飼育 |
オオバウチワエビ幼生が発生と生残において許容できる塩分下限の評価 |
---|---|
2021年度 修士 幼生・行動・走光性 |
オオバウチワエビ幼生の異なる光量に対する走光性とその時間帯による変化 受賞 |
2021年度 修士 幼生・栄養・飼育 |
オオバウチワエビ変態期の発育に及ぼす脂肪酸組成影響ついて研究 |
2020年度 修士 生態・養殖・呈味 |
ムラサキウニは年齢に関わらず給餌により高品質なウニ身を生産できる 新聞 |
2020年度 修士 分類・新種・共生 |
アカヒトデシダムシ(甲殻亜門:嚢胸下綱)の分類および宿主ヒトデとの相互作用 論文 |
2020年度 修士 養殖・生態・水環境 |
日本産セミエビ類3種の孵化幼生に対するアンモニアの毒性 論文 |
2019年度 修士 餌料・脂質・代謝 |
ミズクラゲのPUFA強化技術の開発 |
2019年度 修士 畜養・形態・代謝 |
低水温飼育がミズクラゲの退縮、生残に及ぼす影響 |
2018年度 修士 共生・系統・進化 |
タルマワシ類の系統・形態からみた「タル」の移り変わり 論文 |
これまでの研究課題(学部生)
2023年度 進化・生態・分類 |
タルマワシモドキ(端脚目:クラゲノミ亜目:タルマワシ科)の分類学的再考 |
---|---|
2023年度 分類・形態・DNA |
西日本周辺海域で採集された巨大シャコ幼生の同定と分類 |
2022年度 飼育・行動・生態 |
オバウチワエビ稚エビの潜砂行動に及ぼす底質粒径の影響 論文 |
2022年度 生殖・組織・卵巣 |
ウチワエビの卵形成と卵巣の成熟 |
2021年度 飼育・形態・環境 |
人工海水の種類がウチワエビ属フィロゾーマ幼生の脱皮に与える影響 |
2021年度 胚・卵黄・孵化 |
形態的特徴に基づくウチワエビ卵の発育段階の定義 |
2020年度 形態・DNA・分類 |
小笠原で得られたセミエビ類ニスト幼生の正体:DNA分析と形態観察に基づく同定 論文 |
2020年度 変態・付着生物・環境 |
ミズクラゲのプラヌラ幼生の群集的定着を促進する生態学的要因 |
2019年度 形態・DNA・分類 |
西日本周辺海域で採集されるシャコ類幼生の種同定 |
2019年度 養殖・生態・光環境 |
オオバウチワエビ初期フィロソーマ幼生の走光性 |
2018年度 寄生・分類・未記載種 |
ミナジュズベリヒトデFromia indica(棘皮動物門:ヒトデ綱)より得られた シダムシ属一種(甲殻亜門:鞘甲亜綱:嚢胸下綱)の分類学的研究 |
2018年度 養殖・環境・食味 |
配合飼料の給餌によるムラサキウニの身入りと呈味の改善 |
2017年度 浮遊生物・摂餌・生態 |
ミズクラゲのエフィラ,メタフィラおよび稚クラゲの摂食量に及ぼす餌密度の影響 |
2017年度 養殖・技術・新材料 |
クシクラゲ類を用いたウチワエビ幼生の人工餌料の作製 |
卒業・修了後の進路
2018年3月 4年生2名(公務員就職、本学大学院進学)、技術補佐員1名(製造業界就職)
2019年3月 4年生2名(本学大学院進学)、修士1名(水産業界就職)
2020年3月 4年生2名(本学大学院進学)、修士2名(水産業界就職、医療福祉業界就職)
2020年9月 修士1名(帰国後、国立研究所復職)
2021年3月 4年生2名(卸売業界就職、製造業界就職)、修士2名(水産業界就職、製造業界就職)
2021年9月 修士1名(行政機関復職)
2022年3月 4年生2名(IT業界就職、インフラ業界就職)、修士1名(製造業界就職)
2023年3月 4年生2名(公務員就職、水産業界就職)
◎水産無脊椎動物研究グループでは,研究課題に一緒に取り組む大学院生,無脊椎動物の飼育などを補助してくださる研究協力者を募集しています。当グループは甲殻類,棘皮動物,刺胞動物に特に関心を持っています。 興味のある方はこちらをご覧ください。